更年期の微熱は多くの人が体験します。ただ、放置しておけない微熱もあります。それは更年期以外のことが原因の微熱です。


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更年期と微熱は切っても切れない関係にあります。
更年期障害とは、閉経を迎える時期と前後して卵巣ホルモンであるエストロゲンが減少することによって引き起こされる障害のことです。
更年期障害の症状としては、自律神経失調症に似た症状や、動悸、血圧の乱高下、耳鳴り、腹痛、微熱、生理不順などがあり、情緒が不安定になったり、不安感やイライラ、抑うつ気分といった精神的な症状が出ることも少なくありません。
その更年期には微熱が続くことがありますが、微熱や腹痛程度だと更年期障害だと気が付かない場合もあるようです。
更年期の微熱は症状の一つである「自律神経の乱れ」によって起こされるもので、発汗やめまい、ほてり、末端部の冷えなどと同じ要因によるものなのです。
更年期の微熱は、ずっと続いてだるい状態が続きますが、常に平熱より1度以上体温が高い状態が続くようであれば、更年期障害ではない可能性も考えられます。
その場合、更年期障害以外の病気による発熱であるかもしれないので、医師の診断を受けることが重要です。
女性特有の発熱を伴う病気としては他にも「トキシックショック症候群(TSS)」「バルトリン腺嚢腫」「骨盤内腹膜炎」「卵管炎」などが挙げられます。
トキシックショック症候群は、生理中のタンポンの誤った使用法によるもので、高熱の他に発疹や発赤、倦怠感や嘔吐などを伴います。
バルトリン腺嚢腫は、膣の入口の一部が赤く球状に腫れ、熱感や痛みを発します。
急性期には発熱することも少なくなく、ハレが大きくなると歩いたり座ったりすることすら困難になることもあります。
骨盤内腹膜炎は、発熱と同時に下腹部の強い痛みが発生します。
おりものや不正出血などの変化は基本的にありませんが、原因によっては膣炎を併発したり、ホルモンバランスを崩している場合はそうした症状が発症することもありえます。
卵管炎は急な高熱や下腹部の激しい痛み、おりものの増量や不正出血、吐き気や嘔吐、冷や汗といった症状が見られます。
これらの中には、更年期障害なのではないかと思ってしまいがちな病気も含まれています。
しかし、勘違いして放置してしまうと取り返しの付かないことにもなりかねません。
普段と体調の異変を感じたらなるべく早めに医師の診察を受けることをお勧めします。
更年期の微熱は侮ってはいけません。
自分の身体を守れるのは自分自身だけなのです。
定期検診やセルフチェックも怠らないようにしましょう。
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